業務内容

工業排水管理分析

環境計量証明事業所を開設し、水質分析を主体とした、化学分析を行っています。
分析業務を駆使して、下記の業務を環境を保全すると供に未来に貢献すべく研究、努力しています。

  • 環境水及び産業廃水並びに生活排水の水質分析
  • 廃水処理装置(MBR法:クボタ膜分離活性汚泥法)設計・施工・管理支援
  • 完全閉鎖循環式陸上養殖の水質管理装置の供給
    • 高効率酸素供給装置(SUIMER)
    • 硝化、脱窒生物処理装置:アンモニアの無毒化システム
    • 懸濁物質除去装置(MBR法):処理水の懸濁物質検出されない
工業排水管理分析1
工業排水管理分析2
工業排水管理分析3

浸漬型膜分離装置 液中膜

従来法と膜分離法

膜分離法では、従来法に比べて沈殿槽が不要になるだけでなく、ばっ気槽も小さくなります。処理フローも非常にシンプルなので既存施設の改造も容易です。

従来法と膜分離法イメージ画像

膜ユニットの構造

膜ユニットは、ろ板の両側に膜シートを貼った膜カートリッジ、その内側から処理水を抜き出すチューブと集合管、多枚数の膜カートリッジを収納する膜ケース、さらには下部の散気管と散気ケースで構成されています。

膜ユニットの構造イメージ画像

膜カートリッジの構造

膜カートリッジの両面に貼られている膜シートは、塩素化ポリエチレンを原料とした公称孔径0.4um(平均孔径0.2um)の微多孔性膜です。処理水は、ノズルから排出されます。

膜カートリッジの構造イメージ画像

液中膜法(MBR法)のメリット

従来法(沈殿方式生物処理)に比較した場合

  • 処理フローがシンプルですから、管理が簡単です。
  • 従来法に比べ、管理項目が少なく、わかりやすい指標(膜圧や水量等)で把握できます。
処理水質は
  1. 懸濁物質(SS)が完全にシャットアウトできます。
  2. バルキング現象が発生しても、SSの流出は防止できます。
  3. SRT(BODとMLSSの単位接触時間)が長く取れるため、BOD及び窒素もより高度かつ安定的に処理できます。
  4. 少量の凝集剤添加により、リン除去も可能です。
  5. 大腸菌もシャットアウトした処理水のため、再利用・中水利用することができます。
  6. 高度処理を設ける場合でも、膜処理水をそのままRO膜処理(高度処理・羊水化)可能です。
    • 流入水量の変動が大きい場合でも、運転条件を調節することで対応できます。
    • 沈殿方式生物処理は通常原水初発濃度は1.000ppm迄と言われていますが、液中膜法の場合BOD2.000ppm超に対応できます。
    • 水槽増設を行わずに、負荷量を大幅にアップすることができます(対比約3倍)。

従来法(沈殿方式生物処理)の改造の場合

  1. 沈殿槽が不要になります。
  2. そのため、膜気槽や汚泥貯蔵槽等、その他用途に流用できます。
  3. 膜気槽に既存のまま、液中膜を浸漬するだけで、能力アップできます。

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