閉鎖循環式陸上養殖場の水質管理

閉鎖循環式陸上養殖の水質管理

閉鎖循環式陸上養殖では「飼育水槽」の飼育水を循環して再利用を行っているため、飼育水中の有害物質(アンモニア)を無毒化する「硝化/脱窒装置」や「懸濁物(SS)」を除去する「水質浄化装置」が必要です。

〈養殖水槽の水質管理値〉

①水素イオン濃度:pH 6.0~8.0mg/L
《備考》7.0を超えるとアンモニア毒性が強くなる
②懸濁物質:SS 10mg/L以下
《備考》5.0以下程度が望ましい
③非解離アンモニア:NH₃-N 0.05mg/L以下
《備考》非解離アンモニアは非常に毒性が強い
④アンモニア性窒素:NH₄-N 0.2~2.0mg/L以下
⑤亜硝酸性窒素:NO₂-N 0.5mg/L以下
⑥硝酸性窒素:NO₃-N 100~300mg/L以下
《備考》500mg/Lを超えると脱窒が必要
⑦溶存酸素:DO 5.7mg/L以下(通常=4.5mg/L以上)
《備考》持続的養殖生産確保法に準拠

アンモニア無毒化における生物処理

アンモニア無毒化における生物処理

閉鎖循環式陸上養殖では一般的な方法として微生物を用いて「アンモニア性窒素」の無毒化「硝化」を行う方法が用いられています。

微生物による「硝化」は好気的環境下で「硝化菌」と言う「バクテリア(細菌)」の働きで

① アンモニア性窒素を亜硝酸性窒素に酸化する工程(「NH₄-N」→「NO₂-N」)
② 亜硝酸性窒素を硝酸性窒素に酸化する工程(「NO₂-N」→「NO₃-N」)

によって酸化反応が進み、「アンモニア性窒素」の無毒化「硝化」を行います。

新日本技研(株)(SNG)では下記の「生物処理装置」(技術)を保持しております。
①「MBR:活性汚泥方式」:処理装置(特許出願中)(硝化/脱窒/SS分離)
②「ゲル担持:流動床方式」:処理装置(弊社独自開発)(硝化/脱窒)

「酸素供給装置」:「SUIMER」(特許取得:高効率酸素妖怪装置)

酸素供給装置イメージ画像

魚介類の陸上養殖において、呼吸に関わる「酸素」は極めて重要な環境因子です。閉鎖循環式陸上養殖では「飼育水槽」の「溶存酸素量(DO)」の維持管理が最重要であり、飼育水を循環して再利用する事から、「溶存酸素量(DO)」については、流水飼育よりも厳密で適切なDO管理をする事が必要です。

新日本技研(株)(SNG)では「酸素溶解装置:SUIMER」(特許取得)を提供します。

①「SUIMER」(特許取得:高効率酸素溶解装置)は、飼育水の循環ラインに設置し、装置(SUIMER)デグチのDO値=約8.4ppm(20℃飽和)にして、高濃度DO水を連続循環
②これにより、「飼育水槽」のDO値=5.7ppm以上の飼育環境を維持出来ます。

「懸濁物(SS)除去装置」(特許出願中)

除去装置イメージ画像

閉鎖循環式陸上養殖の「飼育水槽」は、残餌や排泄糞尿による「懸濁物(SS)」で水質が悪化し汚れます。この「懸濁物(SS)」除去には「沈殿槽重力分離(装置)」、「泡沫浮上分離(装置)」や、「固定床濾過分離(装置)」等々がありますが、新日本技研(株)(SNG)では、新しい方式「MBR:活性汚泥方式」水処理装置(特願中)を開発して、これまでにない「綺麗な飼育水」を作り出す「水処理装置」を提供します。

この「MBR:活性汚泥方式」の水処理装置は、「残餌や排泄糞尿」(有機物)を「活性汚泥」のバクテリア(微生物)により分解し、「MF膜:メンブレン液中膜」で「濾過・分離」して、綺麗な飼育水を造り循環します。分離排出液は肥料として有効利用します。

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